福島県立美術館40周年で記念展 歩みや収蔵品紹介、9月16日まで

08/03 09:00

学芸員が収蔵作品などを解説した内覧会

 開館40周年を迎えた福島県立美術館の収蔵作品とこれまでの活動を紹介する記念展「みんなの福島県立美術館 その歩みとこれから」が3日、福島市の同館で始まる。9月16日まで。同館の主催。

 同館は、県内美術家の作品の収蔵と、米国の具象作品などの収集に取り組んできた。記念展ではその中から、開館時に本人から寄贈を受けた斎藤清の「北海の魚市」、最初に購入したアンドリュー・ワイエスの「松ぼっくり男爵」など約180点を展示する。同館建設時の資料や、作品の保存や修復、教育普及活動も紹介する。

 4日からは収蔵作品をモチーフにしたマグネットなどのグッズを販売する。10日は戦没画学生慰霊美術館「無言館」の館主窪島誠一郎さん、9月1日は元県立美術館長の早川博明さんが講演する。時間はいずれも午後2時から。

 開幕を前に2日、内覧会が開かれた。開館時間は午前9時半~午後5時(入館は同4時半)。月曜日休館(12日、9月16日は開館、今月13日休館)。観覧料は一般・大学生600円、高校生300円、小・中学生200円。問い合わせは同館(電話024・531・5511)へ。



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