第9回曼珠沙華(まんじゅしゃげ)&ポーチュラカまつりは31日、二本松市の安達ケ原ふるさと村で開幕した。満開のポーチュラカに加え、早咲きのマンジュシャゲも咲き始め、園内を鮮やかに彩っている。
マンジュシャゲは先週、雨が多かったことなどで開花が順調に進んでいる。紫色の「ふるさとのしずく」がポーチュラカの間から茎を伸ばして花の競演を楽しめるほか、日陰には白い「真夏のクリスマス」が群生している。今月10日ごろに見頃を迎える。赤いマンジュシャゲは25日ごろに見頃を迎える見込み。
主催する安達ケ原ふるさと村の景観を良くする会は園内や阿武隈川河畔に計約300万本のマンジュシャゲの開花を見込んでいる。
まつりは花の見頃が続く10月中旬まで。時間は午前9時~午後5時。期間中は1人300円の協力金を呼びかけている。問い合わせは同会(電話080・2804・7786)へ。