【震災13年7カ月】リスク判定、捕獲強化 サル被害防止へ県が動態調査

10/11 12:30

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「深刻だ」とサル被害を語る相馬さん。電気柵を設置した畑では被害はなかった

 東京電力福島第1原発事故で避難指示などが出された12市町村で、ニホンザルによる農作物の食害が相次いでいる。東日本大震災から13年半が経過し、生息範囲や個体数は拡大していると推定される。住民の帰還や営農再開に向けて対策が重要となる中、県は初の動態調査や捕獲体制の整備に乗り出している。 ■12市町村に2600頭  原発事故に伴う避難の長期化により、ニホンザルの生息域が拡大し、生活被害や帰還意欲低...

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