米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の偽ユニホームなどをフリーマーケットサイトで販売したとして、いわき東署が商標法違反の疑いで逮捕した島根県益田市、会社員の男(44)は、偽物を売値の半値ほどで仕入れて転売し、昨年4月から今年4月までの間に、少なくとも300万円の利益を上げていたとみられることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は、数年前から最低でも10回以上の多数回にわたって海外から偽物の商品を輸入。その上で、フリーマーケットサイトで高値が付きやすいタイミングを見計らって出品していたとみられる。
また、男は中国などから偽物を輸入していたが、その回数があまりにも多いため不審に思った東京税関も調べていたという。
捜査関係者によると、男の自宅には、段ボールが山のように積み上げられており、販売所のようになっていたという。大谷選手のチームメート山本由伸選手の偽ユニホームやチームパーカーもあった。
同署は11日、男を送検した。