日本酒の国際化に向けた鑑評会「第18回インターナショナル・サケ・チャレンジ2024」の審査結果が28日までに発表された。福島県関係では4銘柄が金賞に輝いた。
金賞を受けたのは、大吟醸・吟醸酒部門で末廣酒造(会津若松市)の「大吟醸 玄宰」、純米大吟醸酒部門で矢澤酒造店(矢祭町)の「純米大吟醸 白孔雀」、純米酒部門で宮泉銘醸(会津若松市)の「會津宮泉 純米酒」、スパークリング酒部門で本県を産地としたSAKE Generation(東京都)の「ICHIDO スパークリングSAKE」の4銘柄。金賞の中から各部門1点に贈られるトロフィー賞には選ばれなかった。
審査は8月に行われ、大吟醸・吟醸酒、純米大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、熟成酒、スパークリング酒、プレミアム酒の各部門で金賞、銀賞、銅賞を決めた。本県から銀賞に5銘柄、銅賞に4銘柄が選ばれた。
本県銀賞と銅賞
◇大吟醸・吟醸酒 ▽銀賞=「會津宮泉 大吟醸 鑑評会出品酒」(宮泉銘醸)▽銅賞=「笹の川 大吟醸 明和蔵」(笹の川酒蔵)
◇純米大吟醸酒 ▽銅賞=「結芽の奏 純米大吟醸 フルーティー」(花春酒造)
◇純米吟醸酒 ▽銀賞=「會津宮泉 純米吟醸」(宮泉銘醸)「天宮 純米吟醸 夢の香 火入れ」(花春酒造)▽銅賞=「山廃純米吟醸 末廣」(末廣酒造)
◇純米酒 ▽銅賞=「笹の川 天のつぶ 昔仕立て純米」(笹の川酒蔵)
◇熟成酒 ▽銀賞=「笹の川 秘蔵純米 三十五年古酒」(笹の川酒蔵)
◇スパークリング酒 ▽銀賞=「ICHIDO スパークリングROSE」(SAKE Generation)