ロシア軍幹部、大統領に戦況報告 ウクライナ侵攻

06/12 19:40

 戦術核兵器使用を想定した演習で、弾道ミサイル「イスカンデル」を積み込む兵士。ロシア国防省が5月21日、画像を提供した(AP=共同)

 ロシアのペスコフ大統領報道官は12日、プーチン大統領が11日深夜にベロウソフ国防相やゲラシモフ参謀総長、各軍管区司令官らと会談し、ウクライナ侵攻作戦の戦況報告を受けたと明らかにした。タス通信が伝えた。

 ロシア国防省は12日、11日から第2段階に入った戦術核使用を想定したベラルーシとの合同軍事演習に、北欧方面の脅威に対応するレニングラード軍管区のミサイル部隊が参加したと発表した。核弾頭搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」などの映像も公開した。

 ロシア大統領府によるとプーチン氏は12日、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領と電話会談し、戦略的協力関係の強化について協議した。(共同)

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