【ワシントン共同】キャンベル米国務副長官は12日、北朝鮮との外交再開は難しいとの認識を示し、日米韓3カ国が抑止力を可能な限り強化することが重要だと強調した。北朝鮮がロシアに武器や弾薬を提供する見返りとして何を得るのか懸念しているとも述べた。ワシントンで開かれたシンクタンクのイベントで語った。
キャンベル氏は、2019年2月のベトナム・ハノイでの米朝首脳会談以降、2国間の意思疎通は途絶えたと説明。多くの方法で対話再開を呼びかけたが「どれもうまくいかなかった」と語った。
キャンベル氏はロシアのプーチン大統領が近く訪朝するとの報道には「コメントしない」とした。