【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を狙うバイデン大統領の陣営が、人気ラッパーの曲を引用してトランプ前大統領を「ディスる(けなす)」動画を投稿し、中傷を重ねるトランプ氏への逆襲だと話題だ。ラッパーの人気にあやかり、若者の支持を獲得する思惑もあるようだ。
曲はケンドリック・ラマーさんの「ユーフォリア」。険悪な関係になっているカナダの人気ラッパー、ドレイクさんの振る舞いへの嫌悪を並べた歌詞が注目され、全米でヒットしている。
バイデン陣営はトランプ氏の画像を映しながら曲を流し「女性の権利を踏みにじるやり方が嫌いだ。移民について話すさまが嫌いだ」などと字幕を添えた。