農林水産省は24日、昨年11月から国内の養鶏場などで発生していた鳥インフルエンザについて、ウイルスが国内農場からなくなったことを意味する「清浄化宣言」が国際機関のウェブサイトに掲載されたと発表した。
昨年11月に佐賀県鹿島市の養鶏場で発生して以降、感染は10県に広がり、約85万6千羽が殺処分の対象となった。
農水省は、農場での防疫措置が5月4日までに完了し、その後、新たな発生が確認されなかったことから、国際獣疫事務局の規定に基づき、清浄化宣言の報告書を提出。6月2日を清浄化の開始日として掲載された。