能登半島地震に伴う火災で大半が焼失した石川県輪島市の「輪島朝市」の復興に向け、朝市組合などの若手メンバーらによる検討会の中間報告が24日あり、「日常では経験できない輪島の魅力と出会い、体験できる町に」といった提言がされた。会議で計画案をまとめ、最終的に市の復興計画に盛り込まれる。
輪島塗販売店を営む田谷昂大さん(33)は「新規出店者でも挑戦できる場所や、託児所、震災の追悼施設などごちゃまぜ感のある町を提案した。来た人が楽しく回遊できれば」と意気込んだ。
食べ歩きやバーベキュー用スペースを設ける案のほか、一日中滞在できる施設の設置などが提案された。