関西エアポートが25日発表した5月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線を利用した外国人旅客数が前年同月比59%増の157万3975人だった。2019年5月比では106%となり、4カ月連続で新型コロナウイルス禍前を上回った。円安効果で訪日客需要の伸びが続いている。
国際線全体では前年同月比57%増の194万5917人だった。一方、国内線は6%減の54万746人。国際線と国内線を合わせた総旅客数は37%増の248万6663人となった。
大阪(伊丹)空港の旅客数は3%減の123万7580人、神戸空港は4%増の30万1220人だった。