【ジュネーブ共同】スイス西部ジュネーブで26日、国際人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」が日本のビジネスと人権状況に関するイベントを開き、パネリストとして参加した「ジャニーズ性加害問題当事者の会」発起人の二本樹顕理さんは、少年時代の性被害を振り返り「国際社会と協力し、子どもの性被害を根絶したい」と述べた。
26日は、国連人権理事会で、旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.スマイルアップ)の創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題などに関する調査報告書が議論された。二本樹さんは「日本では半世紀近く無視されてきた。私たちは国際社会によって励まされた」と話した。