日韓両政府は28日、外務次官級の「戦略対話」を東京で開催した。ロシアと北朝鮮による19日の首脳会談を含む北朝鮮情勢について議論。核・ミサイル問題や拉致問題への対応に関し、緊密に連携することで一致した。
ロ朝両首脳が「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名したことを踏まえ、同条約をはじめとするロ朝の軍事協力強化を巡っても意見を交わした。日本から岡野正敬外務事務次官、韓国から金ホン均外務第1次官が出席した。
両氏はインド太平洋情勢やロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ自治区ガザなど中東情勢も協議した。