クボタは1日、グループの信販会社クボタクレジット(大阪市)が取り扱う約6万人分の個人情報がインターネット上で漏えいしたと発表した。委託先がコンピューターウイルスに感染したことが原因。現時点で情報が悪用されたとの報告は受けていないという。
漏えいした情報は2022年9月度の利用明細・請求書の印刷用データで、氏名や住所、口座情報の一部などが含まれる。クボタクレジットが利用明細書の印刷や発送を委託している企業イセトー(京都市)が身代金要求型のウイルス「ランサムウエア」に感染し、詳しく調査した結果、漏えいが判明した。