【ワシントン共同】米民主党のドゲット下院議員は2日、大統領選で再選を目指す同党のバイデン大統領(81)に「撤退という痛みを伴う困難な決断をすることを望む」とする声明を発表した。AP通信によると、民主党の連邦議員が公に撤退を要求したのは初めて。
バイデン氏は、大統領選に向けた6月27日の討論会で言葉に詰まる場面が目立ち、低調に終わった。大統領の資質を疑問視する声が噴出しており、民主党内で交代論が強まる可能性がある。
多くの世論調査の支持率で、バイデン氏は共和党のトランプ前大統領(78)に後れを取っている。