【エルサレム共同】イスラエル軍のハレビ参謀総長は2日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでの作戦でイスラム組織ハマスの戦闘員「900人以上を殺害したとみている」と戦果を主張した。現在はインフラを破壊する作戦に焦点を当てていると説明し、長期戦になると強調した。
一方、米紙ニューヨーク・タイムズは、ハマス壊滅と人質奪還の目的達成前に停戦を望むとする複数の軍幹部の話を伝えた。ネタニヤフ首相は報道を否定した上で「戦争が終わるのは目的を達成してからだ」との声明を発表した。
ハレビ氏は軍の休憩所を訪問し「テロリストのインフラを放置しておけない。長期の作戦になる」と兵士を激励した。