石川県珠洲市、能登町、穴水町は3日、能登半島地震の災害関連死として計18人を認定したと発表した。避難中に体調を崩すなどして亡くなった。関連死の正式認定は累計70人。地震犠牲者は家屋倒壊などによる直接死を合わせて計299人となった。
各市町によると、関連死の認定申請は累計200人以上に上っており、認定数は今後も増える可能性がある。
認定の内訳は珠洲市3人、能登町9人。穴水町は6人。18人のうち、年代と性別が公表された12人はいずれも70代以上だった。
能登町では9人のうち7人が公表。90代以上の女性は介護施設で被災し、停電や断水などのため転院を余儀なくされ、体力が低下して亡くなった。