6月に成立した改正銃刀法で、電磁石の磁力で弾丸を発射する「電磁石銃」(コイルガン)の所持が原則禁止となるのを受け、警視庁は3日、これまでに本人の希望で2人から計2丁を回収したと明らかにした。移行期間後も持っていると罰則の対象となるため、同庁は「最寄りの警察署へ提出をお願いしたい」と呼びかけている。
改正銃刀法の電磁石銃に関する規定は来年3月までに施行され、施行後の半年間が移行期間。許可申請が認められればその後も所持できる。措置を取らずにそれ以降に持っていた場合は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
警視庁が回収した2丁は、どちらも所有者の自作だったという。