【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、休日前の3日と比べて67・87ドル高の3万9375・87ドルで取引を終えた。朝方発表された6月の米雇用統計の結果を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ開始への期待感が高まり、買い注文が優勢となった。
6月の米雇用統計は、FRBが就業者数とともに注視する民間部門の就業者平均時給上昇率にやや鈍化傾向が見られ、市場予想とおおむね一致した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日続伸し、164・46ポイント高の1万8352・76と4営業日連続で終値の最高値を更新した。