【カイロ共同】イラン大統領選決選投票で改革派ペゼシュキアン元保健相が当選したことを受け、地域大国サウジアラビアのムハンマド皇太子は6日、祝電を送り「両国関係の発展と深化を期待する」と表明した。イランとサウジは昨年、中国の仲介で国交正常化を果たした。他の中東各国も相次ぎ祝電を送り、関係強化を望んだ。
イラン核合意を巡り米イラン両政府の仲介役を務めるオマーンのハイサム国王は祝電で「さらなる発展と成長に向け、オマーンとイランの強固な関係構築を望む」と述べた。アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領は「両国民の利益のため共に取り組めることを期待する」とXに投稿した。