「私の力不足に尽きる」。7日午後8時20分ごろ、東京都千代田区のホールに姿を見せた前参院議員の蓮舫氏(56)は、淡々と敗因を口にした。「この選挙戦に自分の中で完全にピリオドを打てていない。少し考える時間がほしい」と気持ちの整理がつかない様子。今後の政治活動については明言しなかった。
「多くの方に応援いただき、思いを心から訴えることができた。やれるだけのことをやった」とかすれた声で選挙戦を振り返った。集まった支援者に一礼すると、拍手が送られた。
立憲民主、共産、社民の各党からの支援を受けた蓮舫氏。結果が国政に与える影響については「答える立場にない」と話した。