警視庁は7日、東京都知事選を巡り、ポスターを破るなどの公選法違反容疑などでの逮捕者が前回より7人増え、計8人に増加したと公表した。一方で警告件数は前回の41件から19件減り、22件だった。前回選では、のぼり旗への警告が多発したが、今回は、ほぼ裸のポスターなどを巡る「極めて異例」な警告が目立ったという。
今回の知事選では、ポスターを破ったり落書きしたりしたほか、剥がしていた自身の姿を撮影した人に暴行するなどした疑いで、計8人が現行犯逮捕された。街頭演説会場での暴行容疑による逮捕者もおり、捜査関係者は「荒れた選挙を象徴するような結果」とした。