ロシア製旅客機「スホイ・スーパージェット(SSJ)100」が12日、モスクワ郊外に墜落し、乗員3人全員が死亡した。修理を終えてテスト飛行中だった。エンジンに鳥が入ったことが事故原因の可能性があるという。タス通信が伝えた。
事故は12日午後3時ごろ、整備工場からブヌコボ空港へ向かう途中に発生。2014年に製造された機体だった。
SSJ100はロシアがソ連崩壊後に初めて開発した旅客機。
12年に同機の宣伝キャンペーンのデモ飛行機がインドネシア・ジャワ島で墜落し乗客乗員45人が死亡。19年にアエロフロート・ロシア航空機がモスクワ郊外の空港に緊急着陸後に炎上し、41人が死亡した。