連合の芳野友子会長は19日の会見で、次期衆院選を見据え、立憲民主党と共産党との選挙連携見直しを重ねて求めた。都知事選で両党が支援した蓮舫氏の敗北を踏まえ「連合と共産は考え方が違う。一緒に何かやるのは非常に難しく、今後もない」と強調。連合が共に支援する立民と国民民主党の協力が望ましいとの見解を示した。
11日の立民の泉健太代表との会談で、蓮舫氏の敗因を「共産が前面に出過ぎた」と伝えた理由については「だんだん、共産との距離感が縮まっているように見えた」と語った。
清水秀行事務局長は、22年参院選での立民、共産両党の各候補の合計得票に比べ、都知事選での蓮舫氏の得票が少なかったと述べた。