日中外務次官が戦略対話 4年半ぶり、山積課題協議

07/22 23:47

 日中両政府は22日、外務次官による「戦略対話」を東京都内で開いた。2020年1月以来約4年半ぶりの開催で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出や中国での邦人拘束といった日中間に山積する課題に加え、ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の核・ミサイル開発といった地域情勢も協議したとみられる。

 日本から岡野正敬氏、中国から馬朝旭氏が出席。関係者によると、両氏は夕食も共にしながら、意見を交わした。日本外務省幹部は「両国間で時間をかけて、率直に意見交換する意義は大きい」と意思疎通の重要性を強調した。

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