沖縄県は22日、中国福建省トップの周祖翼省共産党委員会書記らが今月28、29両日に県内を訪問すると明らかにした。玉城デニー知事と29日午前に県庁で面会する。在任中の党委書記による沖縄訪問は異例。沖縄県と福建省は友好都市提携を結んでおり、人的交流を活性化させたい考えだ。
周氏らは当初、5月上旬に沖縄訪問を計画していたが、福建省で発生した水害への対応が必要になったとして延期していた。
県によると、周氏らは福建省と沖縄の人的交流を促進するイベントや、県主催の歓迎式典に参加する。県内の福建省ゆかりの地の視察なども検討しているという。