自民党東京都連は5日、都連会長の萩生田光一前政調会長の後任に、井上信治幹事長代理=衆院東京25区=を充てる人事を決めた。同日付。萩生田氏は7月の都議補選で大敗した責任を取り、辞任の意向を示していた。
井上氏は衆院当選7回で、環境・内閣府副大臣や万博相を歴任した。自民党本部で取材に応じ「都民の信頼を回復していくことが一番重要。これからさまざまな選挙があるので結果を出していきたい」と抱負を語った。
自民は7月7日の都議補選(欠員9)で萩生田氏の地元、八王子市選挙区で敗北するなど、擁立した8選挙区で2勝6敗だった。萩生田氏は16日、報道陣に「責任を取らざるを得ない」と述べた。