日本生命は20日、パリ五輪に出場した所属選手の報告会を東京都内で開き、卓球女子の早田ひなは左手首付近を負傷しながら団体銀とシングルス銅のメダルを獲得したことに「支えてくださった皆さんのために頑張ることができた。やり切った気持ちが大きかった」と感極まって涙を流した。
患部の治療のため、卓球の練習再開や実戦復帰のめどは立っていないという。4年後のロス五輪へ「皆さんの夢も背負って、自分も突き詰めて金メダルを取れるように頑張りたい」と目標を口にした。
陸上男子400mリレーの桐生祥秀は「『桐生は100mも速い』と皆さんにもう一度、見てもらえるように頑張りたい」と決意を新たにした。