ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が21日、元同級世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)の挑戦を受ける防衛戦(9月3日・有明アリーナ)に向けた練習を横浜市の大橋ジムで公開し「すごくよく仕上がっている。判定決着は許されない。仕留めるべき瞬間に仕留めるのがベスト」とKO勝利を見据えた。
汗を飛ばしながら、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを披露。メキシコから4選手を招いてスパーリングを重ね、最終的には100ラウンド前後になるという。27戦全勝(24KO)の王者の調整は万全の様子。「一番練習したという自負があり、かなり追い込んだ」と話した。