15日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比80銭円安ドル高の1ドル=156円63~64銭。ユーロは51銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円92~99銭。
堅調な経済情勢を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が14日の講演で「利下げを急ぐ必要はない」との考えを示し、日米金利差が拡大すると見込んだ投資家の円売りドル買いが入った。
外為ブローカーは「トランプ次期米大統領による減税策が米国のインフレ圧力を高めるとの見方もドル買いにつながっている」と話した。