15日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日終値からの上げ幅は一時500円を超え、3万9100円台を付けた。外国為替市場で円安ドル高が進み、業績押し上げへの期待から自動車や電機といった輸出関連株に買い注文が入った。
午前終値は前日終値比306円43銭高の3万8842円13銭。東証株価指数(TOPIX)は23・13ポイント高の2724・35。
平均株価は前日までの3日間で計1000円近く下落していたため、割安感が出た銘柄への買い戻しも入りやすかった。買い一巡後は利益を確定する売り注文が出て、上げ幅を縮める場面もあった。