【コロンボ共同】スリランカで14日に実施された議会(一院制、定数225)選で、選挙管理委員会は15日、ディサナヤカ大統領が率いる左派勢力・人民の力(NPP)が過半数の議席を獲得したと明らかにした。政権運営の基盤固めに成功した。2年前に財政破綻した国の経済再建が政権の最大の課題となる。
議会解散前のNPPの議席は3にとどまっていたが、過半数を獲得したことで法案や予算の議決がしやすくなる。145議席で最大勢力だったスリランカ人民戦線(SLPP)は大幅に減らす見通し。スリランカ議会議員の任期は5年で、21日に招集される。