【北京共同】中国北京市で17日、安全保障に関する国際会議「香山フォーラム」が3日間の日程で始まった。日本を含む約100の国や国際機関の代表が参加し、国防当局者や有識者らが台湾や南シナ海といったアジア太平洋地域の情勢などについて議論する。
米国防総省当局者によると、米国からは北京の駐在武官が参加。米国は昨年、同省副次官補を派遣し米中間で国防対話も行われたが、今年は派遣を見送った。
フォーラムは中国軍系シンクタンクが主催し、今回で12回目。17日は米中関係やウクライナ、中東情勢などについて専門家らが意見を交わした。日本からは防衛研究所の研究者らが参加した。