福島第1原発周辺を、廃炉作業に必要なロボットの研究開発や技術者育成の国際拠点にする構想が動きだしている。しかし原発事故による避難が続く地元からは、「廃炉産業」が地域再生の核となることに複雑な思いも聞かれる。 「構想は復興の大きなエンジンとなる」。7月、いわき市で開かれた第1原発周辺自治体との意見交換会で佐藤雄平知事が強調すると、出席した首長から実現を求める声が相次いだ。 構想は、原子炉周辺の作...
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