東京電力福島第1原発で事故収束と廃炉に向けた作業に当たる作業員数は、1日約6000〜7000人。作業員の約6割は県民だ。同原発では、増加する汚染水への対策が続いているが、見通しは立っていないのが現状で、炉心溶融(メルトダウン)した燃料の取り出しも先行きは不透明となっている。廃炉作業は30〜40年と想定され、被ばく線量が多い傾向にある熟練作業員の確保が課題となる中、長期にわたる作業員の被ばく線量の...
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