東電によると、福島第1原発での作業災害(労災)は本年度、8月末現在で36人。すでに前年度の32人を上回っている。汚染水対策工事の本格化に伴って作業員が大幅に増員され、7月の作業員数が5700人余りと前年同月の約2倍になるなど増員が労災件数を押し上げている格好だ。 年度別では、原発事故前の3年間平均が約15人で、事故直後の11年度を除いても発生ははるかに多くなっている。高線量の所で全...
この記事は会員専用記事です
残り583文字(全文783文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。