東京電力福島第1原発事故による避難指示が2019年4月に一部地域で解除され、着実に復興の歩みを進める大熊町。吉田淳町長は「ゼロカーボン(脱炭素)の推進を復興の軸にしたい」と話す。 ―町の復興状況は。 「大川原地区は順調だ。今春に商業施設が開所し、秋には交流施設と宿泊温浴施設が完成する。教育施設も23年春の開設を目指す。一方、市街地だった下野上地区は来春、一部で避難指示が解除されるが、町並みは急激...
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