【中間貯蔵ルポ】見えぬ県外最終処分 低い認知度、高いハードル

03/04 14:55

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各地から運ばれた除染土壌が集められ、大型土のう袋に詰まった除染土壌から草木や石を取り除く受け入れ・分別施設=2月24日

 東京電力福島第1原発事故に伴う県内の除染で出た土壌などを保管する中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)が報道公開され、現地に入った。2015(平成27)年に始まった搬入は帰還困難区域などを除き新年度中に完了する見込みで、搬入作業は大詰めを迎える。一方、施設の設置年限である45年3月までの県外最終処分を巡る県内外の認知度は低く、今後の見通しは不透明だ。  今回公開されたのは大熊町側にある、運ばれてきた土壌...

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