「中間貯蔵施設」建設受け入れ 福島県、突然の打診から議論3年

03/04 15:00

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大熊町から望む双葉町にまたがる中間貯蔵施設には、東京電力福島第1原発事故の除染で生じた除去土壌などが運び込まれている。上は福島第1原発

 2014(平成26)年9月1日、佐藤雄平知事(当時)は官邸を訪れ安倍晋三首相(当時)と会談、大熊、双葉両町への中間貯蔵施設建設受け入れを伝えた。11年8月27日に県庁で当時の菅直人首相が突然、佐藤知事に施設の県内整備を要請してから約3年。さまざまな議論を経て、施設の建設が決定した。  施設整備を巡る議論は、9月の受け入れ伝達まで、ガラス細工を作るような緊張感が続く。5月1日には大熊、双葉の両町議...

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