全域が緊急時避難準備区域となり、役場機能を1年近く町外に移した広野町。区域が設定されている間も子どもや介護が必要な人らを除き、住民の立ち入りや事業者の営業活動が制限されなかったため、広野町上浅見川の居酒屋「元気百倍」を営む鈴木すみさん(57)は震災と原発事故から約5カ月後の2011(平成23)年8月、町内でもいち早く営業を再開させた。「何としても店を開けて町の再生を進めたかった。当時は無我夢中だ...
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