双葉の老舗GS長男 都内に勤務、震災後は「もう戻れない」 双葉町に、創業を明治期にまでさかのぼる「伊達屋」という企業がある。当初はまきやたばこなどを扱っていたが、東京電力福島第1原発の建設が見込まれていた時期に、国道6号沿いにガソリンスタンドをオープンさせた。経済成長と原発需要に乗り、伊達屋は地域経済に欠かすことのできない存在となっていった。 吉田知成は1975(昭和50)年、伊達屋を経営する...
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