除染で線量低減 響いた「故郷のため一緒に」 「ガソリンスタンド、何とかならないかな」。2015(平成27)年、双葉町出身の吉田知成は、実家の「伊達屋」が運営していた国道6号沿いのスタンド再開を頼まれた。説得に来たのは双葉高の同級生だった吉田学。学は東京電力福島第1原発事故後、いわき市で設計・建設会社を起業していた。 この頃、住民がしばらく帰ることができない「帰還困難区域」に指定された双葉町内で...
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