【まち食堂物語】相模屋食堂・二本松市 独自の視点、ヒット生む

08/06 11:30

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2代目の勝さん(中央)、妻としえさん、3代目淳さんの家族3人で地域に愛される「おいしい味」を守り続ける(石井裕貴撮影)

 呉服店から転換  昭和の大衆食堂の風情を残す二本松市の相模屋食堂は、子どもの守護神として知られる同市小浜の万人子守地蔵尊の近くに店を構える。週末になると、ボリューム満点の名物のカツ丼を求め、市内外からの常連客であふれる。  創業は1967年。地元の旧岩代町で店を開きたいと、初代の故佐久間孝さんが戦後、神奈川県相模原市での土木作業で資金を稼ぎ帰郷後、58年に呉服店として開業。店名には「土木作業員時代...

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