総菜屋から出発 仕事一筋の2代目に優しく寄り添う女房、店を支える3代目。古き良き時代の食堂の姿がそこにはある。 城下町三春の中心部、春は桜、夏は祭りで活気づく町の表通りに三條屋はのれんを出す。元々は鍛冶屋を営んでいた先代が、馬の競りなどで往来する仕事人のために軽食を売る総菜屋を出したのが店の始まりという。道路の拡幅と町の景観づくり条例に合わせて店を建て替え、今の姿になったがその歴史は古い。 ...
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