「海洋放出」監視続ける 第1原発、トリチウム濃度異常なし継続

09/10 13:45

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上空から撮影した東京電力福島第1原発。処理水の保管タンクが敷地内に並ぶ。処理水は海底トンネルを通じて沖合1キロ先から海へ放出されている=8月24日

 東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出が始まって半月余りが経過した。設備や運用にトラブルはなく、周辺の海水や魚に含まれる放射性物質トリチウム濃度にも異常はないが、東電、国、県は監視を続ける。台風13号の影響などがなければ初回分の放出は11日に終わる見通しだ。  東電は8月24日に海洋放出を始めた。放出前の保管量は134万トンで、容量の98%に達していた。放出は一定量ずつ実施し、初回は約7...

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