県によると、双葉郡内には原発事故前の2011年3月時点で病院、診療所、歯科診療所、薬局が合わせて105カ所あった。だが、原発事故で医師や看護師ら医療従事者も郡外に流出し、多くの医療機関が休止を余儀なくされた。 避難指示解除に伴い地域の復興が進むにつれて、郡内では既存の医療機関が再開したり、自治体が公立の診療所を新設したりして、診療に当たる医療機関が徐々に増えてきた。8町村の中でいち早く帰還が始...
この記事は会員専用記事です
残り565文字(全文765文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。