【まち食堂物語】あすなろ食堂・白河市 心も満たす大盛り定食

11/19 12:30

  • 有料記事
幅広い世代に愛され続ける定食を作る阿字さん。「若い人から『風邪をひかないでね』と励まされてうれしい」と喜ぶ

 「通常」も規格外  城下町・白河市の細い道を進み、市街地の裏通りに店を構える小さな食堂。「あすなろ食堂は、とにかくボリューミーでおいしい」。訪れた人が目尻を下げながらそう口をそろえる。家庭的な味わいが常連客らの胃袋をつかんできた。  定食の盛りの良さは、食堂の目の前に立つ白河旭高の生徒たちや地元サラリーマンの「おなかを満たしてあげたい」という思いから始まった。店主の阿字(あじ)トキさん(72)は「...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line