【まち食堂物語】楽陽・いわき市 「おいしかった」が喜び

03/03 12:30

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調理場で作業する鈴木光一さん(中央)。妻スミエさん(右)、長男の嘉之さんらと一緒においしい料理を提供する(吉田義広撮影)

 看板「ニラレバ」  飲食チェーンの店が多く立ち並ぶいわき市鹿島町の県道小名浜平線(通称・鹿島街道)で、赤いのれんが風になびく。この地で約50年前に開業した「楽陽」は、どこか懐かしい昭和の雰囲気にあふれ、ニラレバ炒め定食やモツ炒め定食、酢豚定食、肉野菜炒め定食などを求めて多くの人が足しげく通う。店主の鈴木光一(てるかず)さん(74)は「『おいしかった』と言ってくれるお客さんの顔を見るのが一番の楽し...

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