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50代女性、ロマンス詐欺200万円被害 相馬

07/10 07:35

 福島県相馬市の50代の自営業女性が9日までに、外国人男性を名乗る人物などの話を信じ、計約200万円をだまし取られたとして相馬署に届け出た。同署は、交流サイト(SNS)で相手に恋愛感情を抱かせる「ロマンス詐欺」の手口による詐欺事件とみて調べている。

 同署によると、女性はSNSで外国人男性を名乗る人物と知り合い、約3カ月間メッセージアプリでやりとりを続け、結婚することになった。

 すると、海外の仕事先にいるというこの人物が「クレジットカードと携帯電話を紛失したので、あなたの口座を入金口座として使用させてほしい」などと伝えてきた。女性が口座番号を教えると、その後、海外の銀行だと名乗る機関から「入金されるドルを日本円にする手数料が発生する」などと連絡があり、信じた女性は6月下旬から、手数料として3回に分け、計約150万円を指定された口座に振り込んだ。

 さらにこの機関から「振り込みに使用した口座に不正があった」などと連絡があり、女性は5日までに、口座変更に必要な金額の一部として50万円を指定された口座に振り込んだ。

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