埋もれかけた「絶滅寸前」の季語に光を当てようと、夏井いつきさんがまとめた著書に「みどりの冬」という季語が載っていた。梅雨寒が長引く冷夏のことを指す。青葉が茂る頃なので、こう表現するそうだ。夏井さん自身ごそごそ探していて見つけたという ▼そもそも、この言葉が好んで使われなかったのか、冷夏の年が少なくなってきたのか。夏井さんはこの季語の項で、日本全土を覆った猛暑に触れている。ちなみに著書が出版さ...
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